Visual C++ 2008 Express Edition で、Win32アプリケーションを作成概略

ここでは、Win32アプリケーションを作成する方法を説明します。
・Visual C++ 2008 Express Edition のインストール方法は Visual C++ 2008 Express Edition をインストール をご覧ください。

Visual C++ 2008 Express Edition で、Win32アプリケーションを作成

起動

1.

「スタート」 - 「すべてのプログラム(P)」
- 「Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition」(SP1でない場合は「Visual C++ 9.0 Express Edition」)
- 「Microsoft Visual C++ 2008 Express Edition」
(Windows XPの場合)からVisual C++を起動

VCコンソールアプリケーション1

2.

立ち上がった状態です。

VCコンソールアプリケーション3

Win32アプリケーションのプロジェクト作成

1.

「ファイル(F)」 - 「新規作成(N)」 - 「プロジェクト(P)...」
を選択。

VCコンソールアプリケーション4

2.

●「プロジェクトの種類(P):」 ---- 「Win32」
「Visual Studio にインストールされたテンプレート」 ---- 「Win32プロジェクト」
を選択。
●プロジェクト名(N): を入力
ソリューション名はプロジェクト名を入力すれば、自動で入力されます。
●最後に「OK」をクリック

VCwin32アプリケーション1

3.

「次へ」をクリック。

VCwin32アプリケーション2

4.

ソリューションエクスプローラーのウインドウにあるプロジェクト名もしくは、 「ソースファイル」「ヘッダーファイル」「リソースファイル」のフォルダを右クリック。
「追加(D)」-「新しい項目(W)...」をクリックして、ファイルを追加します。
ここでは、test.cppを追加します。

VCwin32アプリケーション3

5.

プロジェクトが作成できました。

VCコンソールアプリケーション33

プロジェクトの設定

必須ではありませんが、下記2つの設定をします。

Visual C++が入っていないPCで実行

ビジュアルスタイルの表示にする

ソースコードの入力

ソースコードは下記のように入れてください。

test.cpp

#include <windows.h>

int APIENTRY WinMain(HINSTANCE hInstance,
                     HINSTANCE hPrevInstance,
                     LPSTR lpCmdLine,
                     int nCmdShow)
{
    MessageBox(NULL, TEXT("本文"), TEXT("メッセージボックス"), MB_OK);
}

ビルド

1.

「ビルド(B)」 - 「〜のビルド(U)」
でコンパイルします。

VCwin32アプリケーション4

2.


エラー 0、
1 正常終了

と表示されていることを確認してください。

VCwin32アプリケーション5

実行

1.

「デバッグ(D)」 - 「デバッグなしで実行(H)」
を選択。

VCwin32アプリケーション6

2.

実行されました。

VCwin32アプリケーション7