Visual C++ でリソースファイルの追加

リソースファイルは、実行ファイルに埋め込まれた読み込み専用のデータを保存しているファイルです。拡張子は *.rc です。
アイコンやメニュー、ダイアログなどを埋め込むことができます。

リソースファイルとヘッダファイルをプロジェクトに追加

ソリューションエクスプローラーのウインドウにあるプロジェクト名もしくは、 「ソースファイル」「ヘッダーファイル」「リソースファイル」のフォルダを右クリック。
「追加(D)」-「新しい項目(W)...」をクリックして、ファイルを追加します。
ここでは、resource.h、test.rc を追加します。

resource.hは、test.cppと同じように追加します。(下図参照)

VCコンソールアプリケーション31

次に、test.rcを追加します。
Visual Studio Community の場合、上記の方法で追加が可能です。
Visual C++ 2010/2012/2013 Express の場合、上記の方法では、リソースファイルを追加できません。(Visual C++ 2008では出来たのですが、、、)

プロジェクトのあるフォルダに手動で、test.rcを追加して下さい。
プロジェクトのあるフォルダは次のとおりです。

Windowsのバージョン コピー先のフォルダ
XP C:\Documents and Settings\[アカウント名]\My Documents\Visual Studio [バージョン]\Projects\[プロジェクト名]\[プロジェクト名]
Vista以降 C:\Users\[アカウント名]\Documents\Visual Studio [バージョン]\Projects\[プロジェクト名]\[プロジェクト名]

「追加(D)」-「既存の項目(G)...」をクリックして、ファイルを追加します。(下図参照)

既存の項目

リソースファイルを編集する際は、下図のようにリソースファイルを右クリックして、ポップアップメニューから 「コードを表示(C)」を選んで、ファイルを開いてください。

リソースコードを表示

Visual C++ Express の場合、ダブルクリックをしたり、「開く(O)」を選択した場合は、下図のエラーが出ます。

Express 以外の場合、ダブルクリックをしたり、「開く(O)」を選択した場合は、リソースの編集ができます。

リソースエディタなし